「地域の食とプラネタリーヘルス」

大阪大学人間科学研究科附属未来共創センター
オープン・プロジェクト

本プロジェクトは、地域に根ざした食の探究を通じて、人と環境の双方の「健康」を目指すプラネタリーヘルスの実践にむけた学びと発信を、地域の人々と共に行うものです。地域創生において、食は重要なテーマの一つであり、「食で地域を元気に」というスローガンも聞かれます。食が人の健康だけでなく、地域・環境を健康にするという考えは、人と地球環境の健康を切り離さずに考えるプラネタリーヘルスの概念にも通ずるものです。
地域固有の食文化や伝統知を、地域の人々と共に学び合うことからプラネタリーヘルスの実践につなげたいと考えています。

本プロジェクトは、3つの組織のパートナーとともに取り組みます
1.瀬戸内食研究会
2.プラネタリーヘルス研究会
3.革新的低フードロス共創拠点

■活動予定

本プロジェクトではまず、瀬戸内地域をフィールドとし、地域団体による食と地域創生の実践や、地域に暮らす高齢者の食実践から学びあうフィールドワークおよび研究会を実施する。

1)瀬戸内地域における伝統食の共通点や特徴を探る「瀬戸内食研究会(せと食ラボ)」を中心とし、地域に暮らす高齢者の食にまつわる伝統知の聞き取り、および、地域創生分野で実践する地元団体の取り組みを調査する。

2)食と地域・環境への影響について、地域の食から考える「プラネタリーヘルス研究会」で議論を深めていく。協力拠点として、大阪大学ユネスコチェや、COI-NEXT『革新的低フードロス共創拠点』の課題5の教育プログラムを組み合わせ、セミナー等を通じて研究成果を発信する。

 

■パートナー

大阪大学大学院
人間科学研究科附属
  未来共創センター



大阪大学ユネスコチェア
 Global Health and Education
 




大阪大学
革新的低フードロス共創拠点



一般社団法人
SETOUCHI RE-SORT




一般社団法人 
全日本伝統文化後継者
育成支援協会